ITパスポート試験対策 【法務②】

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ITパスポートの【ストラテジ系】の【法務】について引き続き、まとめていきます。

【法務】に関する内容については、ITパスポート試験においても幅広い分野で学習する必要があります。
労働関係の法務については、社会人の方には馴染みのある法規もあるとは思いますが、社会人以外の学生さんたちも、詳しい知識は必要ありませんし、『広く浅く』のスタンスで構いませんので、しっかりと学んでいきましょう!

法務における重要語句

労働基準法:労働条件の最低基準を定めた法律で、企業が従業員に対し、劣悪な条件下で働かせることを防ぐことも目的としています。

雇用形態の種類
①雇用契約:労働者が会社から直接、雇用と指示を受ける労働形態
②労働者派遣契約:労働者が派遣元から雇用を受け、派遣先から指示を受ける労働形態
③請負契約:発注者と受注者の間で請負契約書を作成し、請負契約を結ぶ労働形態
説明画像

コンプライアンスとは企業や法律がルールを守ること
法令だけではなく、社内ルールや企業倫理を守る必要があり、企業は従業員に対し、コンプライアンスを徹底するように、業務マニュアルの作成や内部通報の仕組みの作成を行う必要がある。
また、従業員に対し、コンプライアンスについて教育することも重要となってくる。

個人情報保護法とは氏名や住所、電話番号など個人が特定できる情報を正しく取り扱うための法律
具体的には『氏名と住所』、『社員名と役職』、『個人が識別できる映像や音声(身体的特徴)』の3点となります。

マイナンバー
国民一人ひとりに割り当てられる12桁の番号で、年金や納税などの個人情報の照合などにより、行政手続きをスムーズに行うためのものです。
企業は源泉徴収票などにマイナンバーを記載するために、雇用関係にある全ての人に提出してもらう義務がある。

個人情報の取扱いについて
①個人情報を目的以外のことに使用しない
②個人情報を本人の同意なしに第三者に提供しない。ただし、生命の危険があるときには渡してもよい

コーポーレートガバナンス(企業統治)
企業の経営を、株主などの利害関係者が監視する仕組み

情報公開法
企業以外にも国民が政府の仕事をチェックできる法律で、行政機関が持つ情報の公開を義務付けたもの
開示請求が可能なものは行政文書





世の中にあるさまざまな『共通の規格』

製品の形や大きさなどを統一することを『標準化』
ITパスポート試験でよく問われるのは『JANコード』を『QRコード』となります。最近はQRコードについては見かける機会も多いと思いますが、JANコードはいわゆる『バーコード』のことです。

『JANコード』
世界共通の商品識別番号で、『メーカーコード』や『商品アイテムコード』、『チェックディジット』で構成されています。
『QRコード』
表現できるデータ量が多く、どの角度からでも読み取ることが可能。『英字・漢字』についても記録できる。

ISO(国際標準化機構)
国際的な規格を決める組織で、本部はスイスのジュネーブにある。

ISO_9000関連:品質マネジメントシステム
ISO_14000関連:環境マネジメントシステム
ISO_27000関連:情報セキュリティマネジメントシステム




ITパスポート試験の対策事項(これだけは覚えよう!)

・雇用形態の違いについて、労働者への指示などの内容の違いなどをキチンと理解しましょう!

・コンプライアンスやコーポレートガバナンスなどの語句についても説明できるように確実に理解して把握する必要があります。

・国際標準化機構(ISO)種類や内容についてきちんと区別し、頭の中を整理しておきましょう。

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